HOME試験について
第20回国際生物学オリンピックでは、試験問題作成の都合で若干の変更が生じる場合があります。ご注意下さい。
試験は「実験課題」と「理論課題」から構成されます。
問題は、日本からの代表には、日本語に翻訳されて出題されます。
実験課題は、生物学の4分野から出題され、それぞれの分野における試験時間は90分、合計で6時間かけて行われます。試験は午前中に2分野、昼食後に2分野行われ、午前、午後、それぞれの試験の間には休憩時間があります。
実験材料・器具等はあらかじめ各自の実験台に用意されており、問題文に書かれた方法に従って実験を行い、その結果および考察を提出する形式で行われます。
一般的な実験機器の使用法等については、2009年7月13日の午後に行われる試験会場視察会において説明されます。
理論課題試験というのは、普通の筆記試験のことです。
試験は、出題により、主に選択問題、正誤問題、数値や記号で答える問題のいずれかの形式で行われます。使用言語に依存しない回答形式とするためです。
理論課題は昼食をはさんで、150分の試験が2回、合計5時間かけて行われます。
出題分野とおおよその配分割合は次の通りです。
出題分野 | 配分 |
---|---|
細胞生物学(分子生物学,生化学を含む) | 20% |
植物解剖学と生理学(種子植物に重点) | 15% |
動物解剖学と生理学(脊椎動物に重点) | 20% |
行動学 | 5% |
遺伝学および進化 | 15% |
生態学(生物圏とヒトを含む) | 15% |
生物系統学 | 10% |
試験は、出題により、主に選択問題、正誤問題のいずれかの形式で行われます。
成績判定における実験課題と理論課題の比率は1対1です。
成績の上位およそ10%以内の選手には金メダルが授与されます。また、成績の上位、10%から30%以内の選手には銀メダルが授与されます。銅メダルは成績の上位30%から60%の選手に授与されます。
過去に出題された問題については国際生物学オリンピック日本委員会(JBO)のサイトをご覧ください。