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生物学は20世紀後半において驚くべき進化を遂げており、21世紀は「生命文明の時代」とも喩えられています。今や生物学(BIOLOGY)抜きにしては、「知の世紀」をめぐる産業の国際競争はもちろん、視点を転ずれば環境問題をも論ずることは困難であると言っても過言ではないと考えます。
わが国では、2006年4月から「第三期科学技術基本計画」がスタートしております。第三期計画においては、前2期の計画に比べて、人材の育成に力点を置いていることが特徴であり、そのことは「モノから人へ」という言葉に象徴的に示されていると考えます。
人口の減少が始まったわが国においては、科学・技術の先端を担うリーダーを育てていくことがますます喫緊の課題になっています。この意味において、各種の科学オリンピックへの参加は高校生、中学生にとって、大いなる刺激と目標を与えるものになると期待されます。
この度、私共は、わが国の理科教育活性化の一環として、2007年7月に「国際生物学オリンピック2009組織委員会」を設立し、筑波大学、日本科学技術振興財団と共同で「第20回国際生物学オリンピック 」を開催することと致しました。
筑波大学においては、このオリンピック開催の意義を前向きに捉え、つくば研究学園都市に展開する機関、企業の支援を得て、大学がオリンピック運営の主体となっていくことを全学の方針として打ち出しております。また、全国の生物系の学科を擁する大学や生物系の学協会に対して、ボランタリーにさまざまな支援を要請していく所存です。
この開催に擁する費用については、3億円程度と予想しています。その資金は、参加国からの参加費用のほか、科学技術振興機構を通じての国からの支援、関係する学協会からの支援を予定しておりますが、それだけでは到底全体を賄うことはできず、ここにご支援をお願いするものです。
皆様におかれましては、「第20回国際生物学オリンピック つくば 2009」開催の意義をご理解いただき、格別のご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
国際生物学オリンピック2009組織委員会
委員長 井村 裕夫
同委員会 募金委員長 浅島 誠
国立大学法人 筑波大学
学長 岩崎 洋一
財団法人 日本科学技術振興財団
会長 有馬 朗人
1. 目標寄付総額 | 1億3,000万円 |
2. 寄付募集期間 | 2007年度から2009年度(3ヵ年) |
3. 寄付の単位 |
年度にまたがり分割して出捐していただいても結構です。 |
4. 寄付受入れ先 | 財団法人 日本科学技術振興財団 募金委員名簿(PDF:71KB) |
払込先 | 申込用紙 | |
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企業・団体等 | <銀行口座> りそな銀行 九段支店(店番274) 口座番号 1365939 口座名義 財団法人 日本科学技術振興財団 生物学オリンピック |
寄付のお願い(PDF:55KB) 寄付回答書(PDF:72KB) |
個人 | <銀行口座> ゆうちょ銀行 九段支店 口座番号 00180-8-412758 口座名義 財団法人 日本科学技術振興財団 JSF生物学オリンピック ※払込票の記入見本にしたがって、ゆうちょ銀行から払込ください |
個人寄付のお願い(払込票記入例見本)(PDF:689KB) |
当財団は、税法上「特定公益増進法人」の認定を受けております。くわしくはこちらのページをご覧下さい。
以上