日本生物学オリンピック 2015 代表選抜試験
代表選抜試験の実施と出題された問題
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2016年7月にベトナムで開催される国際生物学オリンピック世界大会の日本代表を選抜する試験を2016年3月21日(月・振休)に実施しました。
第27回国際生物学オリンピック日本代表決定
ベトナム/ハノイで開催される国際大会で、世界の仲間と生物学を深める
国際生物学オリンピック日本委員会(委員長:浅島 誠)は、第27回国際生物学オリンピック(2016年7月17日から24日までの
8日間、ベトナム/ハノイで開催)に派遣する日本代表4名および次点者2名を決定しました。
日本代表および次点者は、全国3,433名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学
オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる、数回の合宿を含む特別教育を受け、7月の国際大会に臨みます。国際大会においては、
世界の各国・地域から参加する代表たちと生物学を競い、そして生物学好き同士の友情をはぐくみます。
第27回国際生物学オリンピック 日本代表(五十音順)
氏 名 |
フリガナ |
性別 |
在学校(所在地) |
学年 |
外山 太郎 |
トヤマ タロウ |
男 |
宮崎県立宮崎西高等学校(宮崎県) |
高2 |
中桐 悠一郎 |
ナカギリ ユウイチロウ |
男 |
立命館慶祥高等学校(北海道) |
高2 |
保呂 有珠暉 |
ホロ ウズキ |
男 |
灘高等学校(兵庫県) |
高1 |
村上 侑里夏 |
ムラカミ ユリカ |
女 |
桜蔭高等学校(東京都) |
高3 |
同 次点者(五十音順)
日本代表に参加できない事由が発生した際、かわって国際大会の日本代表となります。なお、次点者も日本代表と同じ特別教育などに参加し
ます。
氏 名 |
フリガナ |
性別 |
在学校(所在地) |
学年 |
江口 彩花 |
エグチ アヤカ |
女 |
桜蔭高等学校(東京都) |
高1 |
工藤 幸将 |
クドウ コウスケ |
男 |
茨城県立土浦第一高等学校(茨城県) |
高3 |
国際生物学オリンピックは、世界の中等教育学校の生徒を対象にした生物学の国際的なコンテストです。生物学への関心を高め、参加者の 才能を開花させるとともに、各国の生物学教育について情報を交換したり、生物学を学ぶ若者の国際交流を促進するために毎年開催されていま す。1990年の第1回大会(旧チェコ・スロバキア/オルモウツで開催)から数えて第27回となる2016年の国際大会はベトナム/ハノ イで開催されます。
日本代表の抱負
外山
太郎 宮崎県立宮崎西高等学校2年生(宮崎県)
中学1年生の時から生物学オリンピックに参加し、4回目にしてようやく日本代表の切符を手に入れることができました。国際大会では、試
験で良い成績を目指すのはもちろんのこと、大会を満喫できるようにしたいと思います。
中桐 悠一郎 立命館慶祥高等学校2年生(北海道)
日本生物学オリンピックを通じて、生物学の奥深さやおもしろさを実感することができました。この経験を生かして国際大会では、日本代表
として悔いのない成績を残せるよう全力で取り組むとともに、世界中の選手と積極的に交流して、この大会が一生の思い出となるようにしたい
です。
保呂 有珠暉 灘高等学校1年生(兵庫県)
この度は、このような貴重な機会を頂き、真に有り難うございます。海外選手との交流、自らのスキルアップを行うと共に、日本代表として
の自覚をもち、しっかりとした結果を残せるように努力していきたいと思います。
村上 侑里夏 桜蔭高等学校3年生(東京都)
このような機会をいただき、大変嬉しいです。
日本代表の名に恥じない結果が残せるよう精一杯頑張ります。
世界各国から集まる高校生と積極的に交流し、貴重な経験を積みたいです。
(発表:2016年4月5日)