日本生物学オリンピック 2017 本選
2017年8月19日〜22日に広島大学で日本生物学オリンピックが開催されました。このウェブページではこの大会に関する情報や当時の様子をお伝えします。
Memories of 2017 JBO 制作:新聞 SCIBO |
写真で綴る当日の様子(画像アーカイブ)
学生スタッフと教職員スタッフが撮影した多数の写真を時系列順に掲載して当時の様子を紹介します。
大会概要
日本生物学オリンピック2017本選(広島大会)は、全国の約100会場で行われた予選を通過した中学3年〜高校既卒生の80名(女性:21名、男性:59名)を対象に、広島大学において実験試験を行うものです。参加者全員(高校3年生も含む)のうちから、予選・本選を通じた成績上位者に金メダル・銀メダル・銅メダルが贈られました。また予選・本選の結果を踏まえ、高校2年生以下の16名が国際大会への代表選抜試験に参加できる日本代表候補者16名(女性:5名、男性:11名)となりました。代表選抜試験は2018年3月21日(水・春分の日)に科学技術館(東京)で行われ、4名が日本代表として、2018年の第29回国際生物学オリンピック(イラン大会)に派遣されます。
日本生物学オリンピック2017本選(広島大会)では、試験を行うだけではなく、広島大学での研究体験や施設見学等を通じて、参加者に最先端の生物学研究に触れてもらいました。そして生物学に対する志を抱いている参加者同士の交流を深めるなど、様々な企画を行いました。
【名 称】 【会 期】 【会 場】 【主 催】 【共 催】 【特別協賛】 【協 賛】 |
日本生物学オリンピック2017本選(広島大会) 平成29年(2017年)8月19日(土)~8月22日(火) (主会場:開会式を含む)広島大学総合科学部 国際生物学オリンピック日本委員会(JBO) 広島大学 高等学校文化連盟全国自然科学専門部 東レ アジレント・テクノロジー JT 味の素 キッコーマン メルク Z会 日本動物学会 |
大会ロゴマーク |
【協 力】 【後 援】 |
はるやま商事 丸善出版 日本発明振興協会 文部科学省 生物科学学会連合 広島県 東広島市 東広島市教育委員会 |
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【日程】 |
1日目 受付 開会式 実験試験 Ⅰ・Ⅱ 実験試験 Ⅰ・Ⅱ 解説 2日目 実験試験予備体験 Ⅲ・Ⅳ 実験試験 Ⅲ・Ⅳ 実験試験 Ⅲ・Ⅳ 解説 3日目 施設見学 最先端研究室訪問 交流会 4日目 表彰式 閉会式 |
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【大会詳細】 |
スタッフ
広島大会実行委員会 広島大学所属の現役の研究者が大会を運営しました。役名 | 氏名(職名・配属) | 研究分野 | 主な研究材料 | リンク |
大会委員長 | 楯 真一(教授・理) | 生物物理学 | タンパク質 | こちら |
大会副委員長 | 小原 政信(教授・理) | 細胞接着とがんの転移 | ヒト癌細胞 | こちら |
実行委員長 | 山口 富美夫(教授・理) | コケ植物の分類と生態 | コケ植物 | こちら |
実行副委員長 | 三本木 至宏(教授・生物圏) | 微生物学 | 微生物 | こちら |
総務・渉外 ・マニュアル ・報告書 |
上田 晃弘(准教授・生物圏) 濱生 こずえ(准教授・理) 守口 和基(講師・理) |
植物栄養生理学 細胞分裂の制御機構 遺伝子の水平伝播 |
イネ, 植物生育促進細菌 哺乳動物の培養細胞 プラスミド |
こちら こちら こちら |
実験室 ・学生控室 |
久我 ゆかり(教授・総合) 古川 康雄(教授・総合) 小林 勇喜(助教・総合) 勝山 千恵(助教・総合) 中島 圭介(助教・両生類) |
土壌圏の共生微生物学 神経機能素子と神経系の可塑性 Gタンパク質共役型受容体と生理機能 土壌微生物学 両生類変態の分子機構 |
植物,真菌,細菌 両生類,キンギョ 脊椎動物全般 植物,真菌,細菌 ネッタイツメガエル |
こちら こちら こちら こちら こちら |
バイオ@広島 (新聞) |
富川 光(准教授・教育) 森下 文浩(助教・理) |
動物系統分類学 神経ペプチド |
甲殻類 軟体動物 |
こちら こちら |
ウェブサイト | 田澤 一朗(助教・両生類) | 変態と再生 | 両生類 | こちら |
宿泊 ・学生生活 ・救護 |
高瀬 稔(准教授・両生類) 高橋 美佐(助教・理) 倉林 敦(助教・両生類) |
生殖腺分化と生殖 環境と植物 進化多様性・系統分類 |
両生類 植物 両生類 |
こちら こちら こちら |
最先端研究室 訪問 |
草場 信(教授・理) 鈴木 克周(教授・理) |
遺伝学 細菌から真核生物への遺伝子輸送 |
キク,シロイヌナズナ 細菌,酵母,植物 |
こちら こちら |
SCIBO 統括 ・交流会 |
堀内 浩幸(教授・生物圏) 西堀 正英(准教授・生物圏) 深澤 壽太郎(助教・理) |
動物細胞工学・免疫生物学 分子進化と分子地理 植物ホルモン、信号伝達 |
鳥類 家畜とその野生種 植物,シロイヌナズナ |
こちら こちら こちら |
事務局 | 角田 明(副GL・教育室) 舟木 理華(主査・教育室) 山崎 知恵(主任・理学研究科支援) 水野 貴文(主任・理学研究科支援) 川石 道和(主査・理学研究科支援) |
理, 大学院理学研究科; 生物圏, 大学院生物圏科学研究科; 総合, 大学院総合科学研究科;
両生類, 両生類研究センター
【上記種名・分類名に対応する学名】
ヒト Homo sapiens, コケ植物 Bryophyta, イネ Oryza sativa, 哺乳動物 Mammalia, 植物 Plantae,
真菌 Fungi, 細菌 Bacteria, 両生類 Amphibia, キンギョ Carassius auratus auratus,
脊椎動物 Vertebrata, ネッタイツメガエル Xenopus tropicalis, 甲殻類 Crustacea, 軟体動物 Mollusca,
キク Chrysanthemum, シロイヌナズナ Arabidopsis thaliana, 酵母 Saccharomyces cerevisiae, 鳥類 Aves
行われた試験
各賞受賞者と国際大会への日本代表候補者
2日間におよぶ試験の結果により、総合成績および金・銀・銅賞などの受賞者が決定しました。また、国際大会への代表選抜試験に参加できる日本代表候補者16名が決定しました。表彰式は広島大学学士会館レセプションホールにて執り行われました。
本選参加者全80名の受賞状況詳細はこちらをクリック!
写真は金賞受賞者と浅島 誠 JBO 委員長
配布された新聞
「Daily Bio@Hiroshima」は参加者に大会期間中毎日配布された紙媒体の新聞です。大会の日々のニュースなどがタイムリーに掲載されました。夕方の紙媒体の配布の次の日に PDF 版がこの URL にアップロードされました。 | ||
ダウンロードリンクはこちら | ||
Vol. 1:8月19日(土)配布分 | ||
Vol. 2:8月20日(日)配布分 | ||
Vol. 3:8月21日(月)配布分 | ||
Vol. 4:8月22日(火)配布分 | ||
Vol. 5:8月22日(火)配布分(最終号) | ||
会期前〜現在までの本サイト
本サイトは大会前から運営されており、その時々に合ったコンテンツを公開してきました。(クリックで別ウインドウに開きます。)
2017年 7月25日〜 8月20日 | 大会前〜初日バージョン(予告編) |
2017年 8月20日〜 8月21日 | 大会2日目バージョン(新聞第1号掲載) |
2017年 8月21日〜 8月22日 | 大会3日目バージョン(新聞第2号掲載) |
2017年 8月22日〜 8月23日 | 大会最終日バージョン(新聞第3号掲載) |
2017年 8月23日〜 9月11日 | 結果速報バージョン(新聞第4・最終号掲載) |
2017年 9月11日〜11月20日 | 結果詳細バージョン(結果詳細掲載) |
2017年11月20日〜 | アーカイブ(現在のページです。) |