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日本生物学オリンピック2022 予選

日本生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック2022


日本生物学オリンピック2022 解答履歴証明書の発行について

2022/07/17

7月17日(日)の予選に参加した生徒のうち、希望者に対して「解答履歴証明書」を発行することにしましたので、お知らせいたします。
大学受験などのために解答履歴証明書の発行を希望する方は、2022年7月25日(月)〜8月15日(月)に専用の申請フォームから申し込んでください。

解答履歴証明書 発行申請

※申請期間: 2022年7月25日(月)〜8月15日(月) 

日本生物学オリンピック2022 予選 を実施

2022/07/17

日本生物学オリンピック2022予選を、2022年7月17日(日) にオンライン形式で実施しました。

出題された問題 および 解答・解説 を公開します。


得点分布


IBO2022アルメニア大会の参加結果

ニュース, 国際生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック2022

国際生物学オリンピックに参加した生徒が金メダル等を獲得しました。
また国際的な科学技術コンテストで特に優秀な成績をおさめた生徒への文部科学大臣表彰等の受賞者を決定しました。

文部科学省では、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しております。このたび「第33回国際生物学オリンピック(主催国:アルメニア(エレバン)」に参加した生徒が、金メダル等を獲得したとの連絡を受けましたので、報告いたします。
また、文部科学省では、国際的な科学技術コンテストにおいて、特に優秀な成績をおさめた者等に対して文部科学大臣表彰等を行っており、このたびの国際生物学オリンピックの成績を踏まえ、受賞者を決定しましたので、併せてお知らせします。 (共同発表:国際生物学オリンピック日本委員会)

文部科学省からの発表文: PDF

氏 名 ふりがな 在籍校 学年 成 績
三田村 大凱 みたむら たいが 灘高等学校 3年 ◎金メダル
嶋田 佐津 しまださつ 東京都立立川高等学校 3年 ◎銀メダル
川上 航平 かわかみ こうへい 久留米大学附設高等学校 3年 ◎銅メダル
井上 泰直 いのうえ やすなお 東京都立小石川中等教育学校 5年 ○優秀賞

(文部科学大臣表彰受賞者を◎、文部科学大臣特別賞受賞者を○で示す)


日本生物学オリンピック2022 解答履歴証明書の発行について

ニュース, 日本生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック2022

7月17日(日)の予選に参加した生徒のうち、希望者に対して「解答履歴証明書」を発行することにしましたので、お知らせいたします。
大学受験などのために解答履歴証明書の発行を希望する方は、2022年7月25日(月)〜8月15日(月)に専用の申請フォームから申し込んでください。

解答履歴証明書 発行申請

※申請期間: 2022年7月25日(月)〜8月15日(月) 


日本生物学オリンピック2022 予選 を実施

ニュース, 日本生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック2022

日本生物学オリンピック2022予選を、2022年7月17日(日) にオンライン形式で実施しました。

出題された問題 および 解答・解説 を公開します。


国際科学オリンピック ワークショップが開催されました

ニュース, 日本生物学オリンピック, 関連する催し

国際科学オリンピック3科目の合同イベント「国際科学オリンピック オンラインワークショップ」を開催

生物学からは「進化ってなんだろう?」と題して、日本生物学オリンピック2016金メダリストの若島朋幸さんによる講義が配信されました。

イベントページ


国際生物学オリンピック2023の開催地に関して<第二報>

ニュース, 国際生物学オリンピック2023, 日本生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック2022

日本生物学オリンピック2022開催に関するポスター及び実施要項において、2023年の国際生物学オリンピック(IBO2023)はロシア共和国・ソチで開催予定と掲載しておりますが、現在のウクライナ情勢に鑑み、IBO2023はソチでは開催されないことが国際生物学オリンピック委員会によって決定されました。代替地は今後決定される予定であり、最新の情報は随時ホームページ上に掲載します。周知すべき情報の変更が遅くなったことをお詫び申し上げるとともに、上記につきましてご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


日本生物学オリンピック本選参加者の声

出場者インタビュー

日本生物学オリンピック 本選出場者インタビュー 本選出場への道

「JBOを知ったきっかけは?」「どんな勉強をいつからした?」「大学受験には役立つ?」「JBO本選の思い出は?」など、様々な角度からJBO本選出場経験者の生の声を聞きました。
インタビュー記事一覧はこちら


新JBO委員長の就任に関して

日本生物学オリンピック

2022年4月より、JBO委員長が浅島誠東大名誉教授より道上達男東大教授にバトンタッチされました。
この写真は引き継ぎの様子を撮影したものです。浅島先生はJBO委員長を2011年より11年間務められてきました。JBOは新しい体制で引き続き運営を進めていきます。


JBO本選出場者インタビュー:椋木優斗さん

出場者インタビュー, 日本生物学オリンピック

※所属・学年は、2022年1月の取材日現在のものです

椋木優斗さん
所属:
京都大学 医学部医学科 2年
出身:
灘高等学校
出場:
JBO2017 広島JBO2018 東京IBO2019 ハンガリー

Q:JBOをどうやって知りましたか?

中高一貫校なんですが、生徒会誌みたいなものがありまして、各々で記事を書きたい人が投稿して、それをまとめて生徒全員に渡すんです。
その会誌に国際生物学オリンピック(IBO)の体験記を載せている先輩がいて、それを読んで生物学オリンピック(JBO)っていうのがあるんだと知りました。
それで、JBOのことは中学の頃から知っていました。
中学の頃は何となく受けなかったんですけれど、高校に入った時に、チラシが廊下に貼ってあるのを見て受けてみようかなと思いました。
高1の時に一回受けたのですが、代表選抜で落ちたのでもう一回、高2でもチャレンジしました。

Q:どんな勉強をいつからしましたか?

中学の時から興味はあったんですけど、生物の勉強とかどうやってやったらいいのかなあと、勉強の仕方が分からなかったので受けなかったんです。
高1になった時に高校の教科書を貰って、高校の教科書が結局JBOの範囲になってくるので、教科書を読み込みました。
そして、「これだとなんとなく受けられそうな気がする」と思って、夏に受けたって感じです。
高1の4月から7月の予選までは教科書で勉強しました。
高1の本選を受けるとなったとき、一個上の先輩にIBOを受けている人がいました。
本選は実験試験があるのですが、実験の経験は全然なかったので、それを先輩に教わろうと思って「どうしたらいいですか」って聞いて、
実験を実習みたいな感じで教えてもらいました。
その先の勉強としては、高2の代表選抜候補者になったときにキャンベル生物学が送られてきたので、それを使って勉強しました。
代表選抜候補者になると分厚い教科書がタダでもらえるんですよ。
過去問はけっこう解きましたね。
考える系の問題は、そのまますっと行けるという感じでしたが、知識の方は、分からなかった問題について、教科書や資料集に大体の事が載っていたので、それらで補っていました。代表選抜試験までの期間が、本選(通常八月)から3月まで結構期間があるんですよね。
その間はずっとキャンベル生物学で勉強していました。キャンベル生物学は全範囲を浅く広く押さえている感じだったので、それを読みつつ本選に備えました。
僕は生物研究部じゃなかったんですけど、生物研究部のところに遊びに行ってちょっと実験させてもらったりしていました。

Q:周りにもJBO受験者はいましたか?

一回目の本選では同学年と一つ下の人と一緒になりました。その時は、同学年のもう一人の方が代表になったので、僕は敗れちゃったんですね。

Q:受験勉強との両立はどうしましたか?

高3のときはJBO予選は受けなかったです。でも、IBOに出場していたので、生物をやりたい時はやるっていう感じでした。
受験勉強の方が疲れてきたら、生物ちょっとやるか~って感じでした。生物選択だったので、受験でも一応使えました。
筆記試験が大学範囲のものとか、(作題している)教授が研究しているようなこととかが出てきたりするんですけど、そういった知識を知っていると有利なこともあるかもしれません。あと、文章問題を読むことに慣れてきます。
(大学受験だと)長い文章が出てくるので、JBOの対策をしていたら筆記試験の長い文章も読めようになってくるので、有利だったかなと思います。

Q:センター試験に役立ちましたか?

それは別の問題ですね。ケアレスミスをしたりとか。
生物では意外と細かい暗記が多いので、「そこを突いてくるか!」ってなると点数を落としたりもしましたね。

Q:今振り返ってJBOに挑戦してよかったことは?

本選では周りは知らない人ばっかりなんですけど、相部屋で泊まって仲良くなったり、実験問題の班分けで毎回一緒になる人と喋ったり、席が近い人と喋ったりして仲良くなりました。
そうやって知り合った人たちと今でも時々連絡を取ることがあります。
いろいろな情報交換ができて楽しかったです。
今の、大学生としての視点から言うと、大学の実習授業のときに緊張しないっていうか、楽しんでやれるみたいなところはありますね。
高校時代の実験の練習とかJBO本選での実験の経験があるから、大学の実験実習も「なんでこの実習をやっているか」といったことを割と把握しやすいです。
実習で手を動かすことにあくせくしてしまって、なにをやっているか分からない、みたいな状態にはなりにくいです。

Q:現役挑戦者へのエール!

自分が生物が好きかもしれないなと思っていたら、生物を勉強することでさらに見えてくることもあるし、そういったものを見つける良い機会として、JBOがあるのだと思います。
JBOは予選本選で筆記試験と実験試験という、わざわざ別の方式を用意してくれていて、いろんな経験ができるようにプログラムされています。
そういう方式になってるので、JBOにチャレンジすることで、より生物の面白みっていうものが見えてきます。
さらに、もし生物の、さらに奥のほうに進んでいくなら、その進んでいく方向の先に、自分の好きな分野も見えてくるようになっています。
JBOを受けてみることは、そういった経験を得るチャンスとしてすごくいいと思います。
コンテスト形式ですので、周りと切磋琢磨して自分がここまでできるっていうことを感じることができるし、1位を取れたら嬉しいですし、大会としてとても楽しいものなので、ぜひチャレンジしてみたら良いと思います。

<< JBO出場者インタビュー 「本戦出場への道」


JBO本選出場者インタビュー:小野俊祐さん

出場者インタビュー, 日本生物学オリンピック

※所属・学年は、2022年1月の取材日現在のものです

小野俊祐さん
所属:
東京大学 理学部生物学科 2年
出身:
鳥取県立鳥取西高等学校
出場:
JBO2018 東京IBO2019 ハンガリー

Q:JBOをどうやって知りましたか?

高1の時に、自然科学部の生物班っていうところに入って、そこの顧問の先生が「よし!お前ら全員、生物学オリンピック(JBO)を受けろ」って言ったので受けました。

Q:周りにもJBO受験者はいましたか?

同級生が僕ともう一人で、当時の2年生が四人ぐらいいたと思います。
(学校からは)JBOの予選には毎年参加していたけれど、一回も本選には行ったことがなかったみたいです。

Q:高校何年生の時に挑戦しましたか?

高1で初めて挑戦して、本選に行ったのは高2のときだけです。

Q:どんな勉強をいつからしましたか?

僕は普通の中学校だったので、高校に入って初めて生物をやることになったんですけど、JBOのホームページにキャンベル生物学がいいよ、と書いてあったので「じゃあ、これを読みたい」と思いました。
でも、いきなり大学の教科書を読んでも分からないだろうなと思って、「大森徹の最強講義」という高校生向けの参考書を、1ヶ月ぐらいで頑張ってバーっと読みました。
そしてそれが読み終わってから、両親に頼み込んでキャンベル生物学を買ってもらって、ひたすら読みました。
ひたすら読むって言っても、そんなに読めなかったんですけど。
あとは過去問をいっぱいやるって感じでした。
高校範囲は全範囲できたんですけど、高1のJBO受験時はキャンベル生物学は全然読めていなくて。どこまで読めたかは覚えていないです。
高二でJBOを受験した時には、キャンベル生物学は読み終わっていました。
その前の(高1の)3月に科学の甲子園っていうのがありまして、それに出たんですよ。
そのためにも生物の勉強をいろいろやっていたので、JBOに向けての勉強はほとんどがキャンベル生物学を読むことでした。
予選前の1ヶ月ぐらいからは予選の過去問を解いて、間違えたところとか普通に知らなかったところがあったら、キャンベル生物学の該当の節を読んで「ああそうなんだ」って、繰り返していました。

Q:受験勉強との両立はどうしましたか?

僕は国際生物学オリンピック(IBO)にも出たんですけれど、IBOも3年の夏には終わるので、そんなに困りはしなかったですね。
生物1に対して受験勉強1ぐらいの割合だから時間を圧迫していたのかもしれないですが、そもそも勉強時間をいっぱい取るタイプではなかったので、時間は結構余っていました。
化学生物選択で、独学で地学もやっていました。地学オリンピックの本選にも出ました。

Q:大学進学(推薦入試・AO入試)に役立ちましたか?

東京大学に推薦入試で入りました。
その時に、それほど面接でアピールしたわけでもないんですけど、JBO日本代表認定証を書類として提出したので、結構効果はあったんじゃないかなと思います。
本当は京都大学に行きたかったんですよ。でも当時、京都大学の推薦入試は理学部は数学しかなかったんです。今は生物もありますけど。
東京大学の募集要項を見たら、「ああこれいけるな」と思ったので、先生に「推薦してください」って頼んだら、推薦枠が空いていたという感じです。
一般入試の出願は京都大学に出したんですけど、先に東京大学から合格をもらったので受験会場には行っていないです。

Q:今振り返ってJBOに挑戦してよかったことは?

知り合いがいっぱい出来たっていうことが大きいです。
特に僕みたいな地方出身者だと、周りに生物の話ができる人ってあんまりいなくて、なかなか話も合わないという状態になりがちなんです。
けれど、本選に行って、すごい頑張ってる人たちと出会うことができて、存在すると知っていても実在する人として実感が湧かなかったそんな人たちと、実際に会って話していると楽しいな、と思いました。
そういう出会いっていうのはすごい大事だったと思います。
実際、今でも仲良くしてる人もいるので、良かったなと思います。
スーパー高校生みたいな別の世界の人だと思っていた人が、JBOに行くといるんですよ。

Q:現役挑戦者へのエール!

JBOに参加するっていうのはすごいことで、一生ものかどうか僕にはまだ分からないですけど、少なくとも大学に入るぐらいまでは大きなインパクトがあることだし、楽しい場でもあるので是非頑張って挑戦してみてください。
メダルとかも取れると、後々良いことがあるので頑張ってください。

<< JBO出場者インタビュー 「本戦出場への道」


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