第31回国際生物学オリンピック日本代表決定
~ 長崎県佐世保市で開催される国際大会で、世界の仲間と生物学を深める ~
国際生物学オリンピック日本委員会(委員長:浅島 誠)は、第31回国際生物学オリンピック(2020年7月3日から11日までの9日間、長崎県佐世保市で開催)に派遣する日本代表4名および次点者2名を決定しました。
日本代表および次点者は、全国 4,340 名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる、数回の合宿を含む特別教育を受け、7月の国際大会に臨みます。国際大会においては、世界の各国・地域から参加する代表たちと生物学を競い、そして生物学好き同士の友情をはぐくみます。
第31回国際生物学オリンピック 日本代表(五十音順)
氏 名 | フリガナ | 在学校(所在地) | 学年 | 金久 礼武 | カネヒサ レン | 高知学芸高等学校(高知県) | 高3 |
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川本 青汰 | カワモト セイタ | 京都府立洛北高等学校(京都府) | 高3 |
末松 万宙 | スエマツ マヒロ | 栄光学園高等学校(神奈川県) | 高3 |
松房 愛実 | マツフサ マナミ | 桜蔭高等学校(東京都) | 高3 |
同 次点者(五十音順)
次点者2名は日本代表4名とともに代表団として同じ特別教育に参加し、日本代表に参加できない事由が発生した際には代わって国際大会の日本代表となります。
氏 名 | フリガナ | 在学校(所在地) | 学年 | 尾崎 大翔 | オザキ タイショウ | 灘高等学校(兵庫県) | 高3 |
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八田 琴海 | ハッタ コトミ | 桜蔭高等学校(東京都) | 高3 |
国際生物学オリンピックは、世界の中等教育学校の生徒を対象にした生物学の国際的なコンテストです。生物学への関心を高め、参加者の才能を開花させるとともに、各国の生物学教育について情報を交換したり、生物学を学ぶ若者の国際交流を促進するために毎年開催されています。1990年の第1回大会(旧チェコ・スロバキア/オルモウツで開催)から数えて第31回となる2020年の国際大会は長崎県佐世保市で開催されます。
日本代表の抱負
金久 礼武 高知学芸高等学校(高知県)
国際大会出場を目標に勉強してきたので、代表に選んで頂けとても嬉しく思っています。
良い結果を出せるように努力するとともに、貴重な機会なので、精一杯楽しみたいです。
川本 青汰 京都府立洛北高等学校(京都府)
日本代表としてIBOという舞台に立てることになり、大変うれしく思うとともに責任を感じています。
長崎で最大限の成績が出せるように準備をつみ、7月のIBOでは思う存分貴重な体験を楽しみ、悔いの無い大会にしたいと思います。
末松 万宙 栄光学園高等学校(神奈川)
日本代表に選んでいただいたことが未だに信じられませんが、精一杯努力したいと思います。まずはIBOの開催を祈っています。
松房 愛実 桜蔭高等学校(東京都)
国際生物学オリンピック日本代表に選んでいただき、本当に嬉しく思います。与えていただいたこのチャンスを大切にして精一杯頑張ります。
(発表:2020年3月26日)
国際生物学オリンピック日本委員会 プレスリリース (PDF)