サイエンスアゴラ2009での生物学オリンピック
科学未来館で行われるサイエンスアゴラで、科学オリンピックのブースが設けられます。生物学オリンピックも、2009年10月31日(土)と11月1日(日)の2日間今年つくばで開催された国際生物学オリンピックの実験問題に関連した展示を行いました。
10月31日は、ショウジョウバエを用いた遺伝学の問題で、ショウジョウバエの変異体の観察と、雄雌の判定から、遺伝様式を推定します。この展示で皆さんに紹介する遺伝学をダーウィンが知っていたら、進化生物学の歴史は少し変わっていたかもしれません。
11月1日は、果実と花の関係についての問題にまつわる展示を行いました。皆さんが普段食べている果物やピーマンなどの果実は、花が咲いた後に実ることはご存知でしょう。でも、果実は、花の様々な部分からできてくるのです。だから果物の品種改良も、それぞれに違ったやり方が必要になります。
両日とも午後に1時間くらいの実験体験コーナーを開設しました。