第35回国際生物学オリンピック日本代表決定
~ カザフスタン共和国/アスタナで開催される国際大会で、世界の仲間と生物学を深める ~
国際生物学オリンピック日本委員会(委員長:道上 達男)は、2024年7月7日から14日までの8日間、カザフスタン共和国/アスタナで開催される第35回国際生物学オリンピックに派遣する日本代表4名および次点者2名を決定しました。
日本代表および次点者は、全国3,255名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる特別教育を受け、7月の国際大会に臨みます。
第35回国際生物学オリンピック 日本代表(五十音順)
氏 名 | フリガナ | 在学校(所在地) | 学年 |
---|---|---|---|
櫻井 大聖 | サクライ タイセイ | 久留米大学附設高等学校(福岡県) | 高3 |
永田 駿平 | ナガタ シュンペイ | 栄光学園高等学校(神奈川県) | 高2 |
日吉 雪乃 | ヒヨシ ユキノ | 東京都立小石川中等教育学校(東京都) | 高2 |
松井 大輝 | マツイ ダイキ | 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川県) | 高2 |
同 次点者(五十音順)
次点者2名は日本代表4名とともに代表団として同じ特別教育に参加し、日本代表に参加できない事由が発生した際には代わって国際大会の日本代表となります。
氏 名 | フリガナ | 在学校(所在地) | 学年 |
---|---|---|---|
畔上真歩 | アゼガミマホ | 渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県) | 高3 |
岩下佳生 | イワシタカイ | 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) | 高3 |
国際生物学オリンピックは、世界の中等教育学校の生徒を対象にした生物学の国際的なコンテストです。生物学への関心を高め、参加者の才能を開花させるとともに、各国の生物学教育について情報を交換したり、生物学を学ぶ若者の国際交流を促進するために毎年開催されています。1990年の第1回大会(旧チェコ・スロバキア/オロモウツで開催)から数えて第35回となる2024年の国際大会はカザフスタン共和国/アスタナで開催されます。
日本代表の抱負
櫻井 大聖 久留米大学附設高等学校(福岡県)
日本生物学オリンピックへの出場を決意してから約1年間、日本代表であった2人の先輩の背中を追いかけ、努力してきました。まずは世界の舞台で、たくさんの生物好きと関われること、より高度なことを学べることを、心の底から楽しもうと思います。そして自分の出せる力を最大限発揮し、悔いのない結果で終われればいいなと思います。
永田 駿平 栄光学園高等学校(神奈川県)
日本代表に選出していただいたことを大変うれしく思っています。国際大会で結果を出せるようにさらにスキルアップしていくとともに、この貴重な機会を今後に活かせるよう精一杯努めていきます。
日吉 雪乃 東京都立小石川中等教育学校(東京都)
ずっと憧れていた国際大会の舞台に立てることを、大変嬉しく思います。支えてくださった全ての皆様に感謝申し上げますとともに、この貴重な機会を精一杯楽しみ、日本代表としてよい結果を残せるように尽力して参ります。
松井 大輝 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(神奈川県)
目標としていたステージに立つことができ、大変嬉しく思います。一度しかないこの機会を楽しみつつ、国際大会で日本代表の名に恥じぬ活躍ができるように精進していきたいです。
(発表:2024年4月3日)
国際生物学オリンピック日本委員会 プレスリリース (PDF)