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日本生物学オリンピック エントリー

IBO2025に向けた冬期特別セミナーにて、エッペンドルフ株式会社によるマイクロピペットセミナーが開催されました

国際生物学オリンピック・フィリピン大会(IBO2025)の日本代表候補者12名を対象とした冬季特別セミナーにおいて、エッペンドルフ株式会社 高田真樹 博士によるマイクロピペットセミナーが開催されました。

日  時 2024年12月25日(水)9:20~11:20
場  所 東京大学 駒場I地区 21 KOMCEE EAST 3階
講  師 高田真樹 博士(エッペンドルフ株式会社)
実習支援 浅井 将 横浜薬科大学講師(JBO運営委員)
岩間 亮 東京大学助教(JBO運営委員)
大間陽子 埼玉医科大学講師(JBO運営委員)
福田裕子 東京大学技術員

協力:エッペンドルフ株式会社
エッペンドルフチューブやマイクロピペットを世界で初めて開発したドイツ企業です。
生命科学分野の研究や臨床検査において、毎日のように使用される器具や消耗品を製造・販売しています。
最高品質の製品とサービスで、科学や産業の発展に貢献できるよう取り組んでおります。


エッペンドルフ株式会社

冬期特別セミナー

日本代表候補生徒を対象とし、3月の代表選抜に向けて、国際大会で求められる基本的な実験技術の習得を目的としています。具体的には以下の狙いがあります。

  • 最先端の講義や実験を通して、書籍では得ることができない生物学の醍醐味を知る。
  • 実習を通じて学校の授業で学ぶ機会の少ない分野の理解を深める。
  • 実験結果から様々な解析を進める過程を学ぶ。
  • 合宿形式の教育を通して互いに交友を深め、切磋琢磨する機会を得る。

内容

国際生物学オリンピックの実験試験において、マイクロピペットの取扱いに習熟していることは必須と言えます。日本の中学生・高校生がマイクロピペットに触れる機会は必ずしも多くはなく、その機会があったとしても、体系的にマイクロピペットの扱い方を学ぶ機会は少ないのが現状となっています。その中で、本セミナーは国際生物学オリンピックへの参加に向けた重要な取り組みとなっています。
2023年度から引き続き、実際にマイクロピペットの製造・販売を手掛けてきたエッペンドルフ株式会社の高田博士のご協力を賜り、マイクロピペットセミナーを開催しました。実際の研究現場においても、マイクロピペットはそれぞれの研究者が日常的に使っていますが、研究者ですら見落としがちなポイントは多数あります。今回、マイクロピペットの構造を理解するとともに、正しい取扱いができるようため、マイクロピペットを実際に使う演習を交えて講義していただきました。今年度は、ピペットの内部構造を確認しながら、ピペットの動きを確認できる機器もあり、マイクロピペットを詳細に理解することに繋がりました。

当日の様子


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