第26回国際生物学オリンピック(IBO2015)デンマーク大会
- デンマーク大会公式サイト
- 期間:2015年7月12日 - 19日
- 開催地: Aarhus
結団式 (2015.7.10 科学技術館)
さあオーフス(デンマーク)へ
八杉貞雄・JBO運営委員長 浅島誠・JBO委員長
4人の代表に代表認定証
加藤俊一・中央大学副学長 近藤るみ・お茶の水女子大
国際生物学オリンピック代表の皆さまへのメッセージ お茶の水女子大学長 室伏 きみ子
国際生物学オリンピック大会の日本代表としてデンマークへ出発なさる皆さまに、お祝いの言葉をお贈りします。皆さまが生命への深い関心と愛情に基づいて、これまで研鑽を重ねていらっしゃった成果を、国際舞台で存分に発揮して下さることを期待しています。
日本の代表として皆さまが活躍されて、メダルを持ち帰って下さることは素晴らしいことですが、それ以上に、国際生物学オリンピックでの経験を、自分とは異なる様々な文化、価値観、考え方を持った若者たちと互いに理解しあい、互いに切磋琢磨するきっかけとして頂ければ、とても嬉しいことです。
今、私たちの世界は、地球温暖化、生物の大量絶滅、新興感染症や再興感染症、生物資源の枯渇など、特に産業革命以降の人間の活動によって引き起こされた様々な課題を抱えています。地球環境や生物多様性の保全と持続的な発展のためにも、次世代を担う若い皆さまが、国際生物学オリンピックにおける経験を活かして、将来、国境を超えた連携の下で様々な課題に取り組んで、世界市民の一人として輝いて下さることを願っています。
また、2004年の国際生物学オリンピックへの参加開始以来、熱い想いを持ってこの事業を支え、発展させて来られた多くの先生方のご努力に、心からの感謝をお伝えさせて頂きます。国際科学技術コンテスト支援事業推進委員会委員長として、長く科学技術コンテスト事業の支援に関わって参りましたが、その間、先生方の無私のご努力に接して、深い感銘を覚えて居ります。まことに有難うございます。
若い皆さまには、皆さまの努力を結実させるために、先生方の大きなご努力と、周囲からのご支援があることを忘れないで頂きたいと思っています。そして、いずれは皆さまが先生方の活動を引き継いで、次の世代を育てるためにご尽力頂ければ嬉しく思います。
では、デンマークでの皆さまのご健闘をお祈りします。
先生方は、問題の翻訳などで徹夜続きになるかも知れませんが、ご健康には十分に留意なさって、大いに楽しんでいらして下さい。
唐沢裕之・文科省・人材政策推進室長 植木勉・JSF常務理事
岩間亮・生物オリンピックOB 海老沼五百理・生物オリンピックOB
記念のうちわ(ムツゴロウ) バスで成田へ
第26 回国際生物学オリンピック日本代表 (五十音順、敬称略)
氏 名 |
在学校 |
学年 |
性別 |
学校所在地 |
石田 晴輝 |
灘高等学校 |
3年 |
男 |
兵庫県 |
末岡 陽太朗 |
筑波大学附属駒場高等学校 |
3年 |
男 |
東京都 |
竹本 亮太 |
広島学院高等学校 |
3年 |
男 |
広島県 |
宮田 一輝 |
愛知県立岡崎高等学校 |
2年 |
男 |
愛知県 |
JBO引率者
氏 名 |
所 属 |
参加形態 |
齋藤 淳一 | 東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭 | チームリーダー |
松田 良一 | 東京大学大学院総合文化研究科 教授 | チームリーダー |
浅見 崇比呂 | 信州大学理学部生物科学科 教授 | ジュリー |
飯野 盛利 | 大阪市立大学理学部附属植物園 園長・教授 | ジュリー |
笹川 昇 | 東海大学工学部生命化学科 教授 | ジュリー |
中島 春紫 | 明治大学農学部農芸化学科 教授 | ジュリー |
平川 泰久 | 筑波大学 生命環境系 助教 | ジュリー |
和田 洋 | 筑波大学生命環境科学研究科 教授 | ジュリー |
岩間 亮 | 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程3年 | ジュリー |
海老沼 五百理 | 東京大学大学院薬学系研究科 修士課程2年 | ジュリー |
IBO2015 デンマーク・オーフス大会 (2015年7月12日 - 19日) 始まる
オーフスの街 元気にオーフス入り
Jury会議会場
日本の代表生徒
デンマーク大会の写真や動画
- 写真アルバム
- IBOビデオニュース
日々 更新されています。
国際生物学オリンピック 2015 デンマーク・オーフス大会 日本代表全員にメダル
- 受賞状況 : 金メダル1 名、銀メダル2 名、銅メダル1 名
- 受賞者詳細 : 末岡 陽太朗 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 3 年(17 歳) 金メダル
デンマーク(オーフス)で 平成27 年7 月12 日(日)~19 日(日)に開催された国際生物学オリンピック国際には 61 か国・地域から 239 名が参加しました。日本代表4名は 全員メダルを獲得しました。
石田 晴輝 灘高等学校(兵庫県) 3 年 (17 歳) 銀メダル
宮田 一輝 愛知県立岡崎高等学校(愛知県) 2 年 (17 歳) 銀メダル
竹本 亮太 広島学院高等学校(広島県) 3 年 (18 歳) 銅メダル
(年齢は本大会終了時点のもの)
文部科学省 表敬訪問
国際大会から帰った日本チームが 7月30日に 八杉貞雄・JBO運営委員長らと文部科学省を表敬訪問し、下村博文・文部科学大臣から表彰された。