生物チャレンジ2008
2008年応募要領
生物チャレンジ2008 （筑波大会国内予選） 応募資格
高校3年生以下。ただし、最終選考へは、国際規定により国際オリンピック2008への参加資格は2008年7月の国際大会の時点において、高等学校または高等学校と同等の学校（高等専門学校等）に在籍し、3年生（4年生定時制・通信制課程では4年生）以下となります。なお、毎年、中学生の皆さんも多数参加しています。
参加費は無料。
生物チャレンジ2008 筑波大会国内予選 試験日程・内容（予定）
生物チャレンジ 第一次試験・第ニ次試験の場合は、受験会場までの交通費は自己負担です。ただし第二次試験中の宿泊費・経費はJBOより支給されます。
生物チャレンジ 第三次試験、国際生物学オリンピックの参加の場合は、交通費および宿泊費はJBOより全額支給されます。
第一次試験
- 2008年7月20日（全国各地の試験会場において）
- 申込期間 3月～6月10日（締切）
IBO規約に準じて、理論問題の試験を行い、約80名（高校2年生以下30名以上を含む）を選抜します。
理論問題は高校で学習する内容と国際大会レベルの問題に合わせ、40問程度を課し、マークシート方式で解答します。成績上位5％の方に優秀賞を贈ります。
＜試験内容配分＞
細胞生物学（20％）、植物解剖学と生理学（15％）、動物解剖学と生理学（20％）、行動学（5％）、遺伝学および進化学（15％）、生態学（15％）、生物系統学（10％）。カッコ内は配点割合を示す。ただし、年度により若干異なる。
第二次試験
- 2008年8月21日（木）～24日（日）（筑波大学において）
合宿形式でIBOの実験問題を考慮して作成された実験問題を中心とした試験および特別講義等が行われ、高校2年生以下約15名を選抜します。また、参加者全員（高校3年生もふくむ）のうちから、第一次・第二次を通じた成績上位者に金・銀・銅賞などを贈ります。
宿泊費・経費は無料ですが、交通費は自己負担です。
第三次試験
- 2008年11月23日（日：勤労感謝の日）（科学技術館において）
強化指導を経て、IBOレベルを考慮した理論問題の試験と特別講義等が行われ、筑波大会に派遣する日本代表選手4名を決定します。その後、特別訓練が行われ、大会に備えます。
交通費および宿泊費は全額支給されます。
国際生物学オリンピック大会
- 日時： 2009年7月12日～7月19日
- 場所： 筑波（日本）
コンテストスケジュール
2008年
- 3月～6月 応募期間 2008年3月～6月10日
- 7月 第一次試験 7月20日（日）
- 8月 第二次試験 8月21日（木）～24日（日）
- 11月 第三次試験 11月23日（日）
2009年
- 7月 国際大会 7月12日～7月19日
生物チャレンジに関する問い合わせ・書類送付先
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2-1 科学技術館内
国際生物学オリンピック日本委員会事務局
- 電話：03‐3212‐8518
- FAX：03‐3212‐7790
- E-mail：jbo -(at)- jsf.or.jp（ -(at)- を@に変えて送信してください）
- URL：http://www.jbo-info.jp
全国各地の試験会場リスト
参考図書 JBO推薦
生物チャレンジはなにをめざすか
2003年のヒト全ゲノム解読に象徴されるように、今は「バイオの時代」といわれています。また温暖化など地球環境に気を配らなければならない「エコロジーの時代」でもあります。この両者に重要な役割をはたすのが生物学です。
全国高校「生物チャレンジ」は、生物学に興味をもつ中・高生に対して理論および実験に関するコンテストを行い、それによって各人の才能をのばすとともに、生物学に親しむ機会を提供しようとするものです。成績優秀者にはメダルを授与し、大学のAO入試にも役立ててもらいます。
さらに高校二年生以下の皆さんの中から毎年4名の代表をえらび、「国際生物学オリンピック(IBO)」の国際コンテストに派遣します。IBO大会では世界の若者が一同に会して能力を競い合い、たがいに切磋琢磨するとともに友情をあたためます。わが国ではまだ生物学の金メダルを獲得した人はいません。
来年、2009年は進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの生誕200年にあたります。この記念すべき年の7月に、IBO大会がわが国の筑波で行われます。中・高生の皆さん、ぜひこの機会に「生物チャレンジ」に参加して、IBO大会にチャレンジしてください。
毛利秀雄
