生物チャレンジ2010 代表選抜試験
代表選抜試験(3/26)実施と出題された問題
代表選抜試験は当初2011年3月20日に実施する予定でしたが、3月11日の東日本大震災とそれにつづくさまざまな事象に対応し、3月26日に延期し、また各地の3会場にわけて実施しました。
代表選抜試験に出題された問題と出題意図および解答例を公開します。
第22回国際生物学オリンピック日本代表決定
~台湾で開催される国際大会で、世界の仲間と生物学を競う~
国際生物学オリンピック日本委員会(委員長:浅島 誠)は、第22回国際生物学オリンピック(2011年7月10日~17日の8日間、台湾・台北にて開催)に派遣する日本代表4名および次点者2名を決定しました。 日本代表および次点者は、全国2,181名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる何回かの強化トレーニングを受け、7月の国際大会に臨みます。国際大会においては、世界の各国・地域から参加する代表たちと生物学を競い、そして生物学好き同士の友情をはぐくみます。
第22回国際生物学オリンピック 日本代表(50音順)
氏 名 |
フリガナ |
性別 |
在学校(所在地) |
学年 |
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同 次点者(50音順) 参加できない日本代表がでた際に、かわって次点者が国際大会の日本代表となります。なお、次点者も日本代表と同じ強化トレーニングなどに参加します。
氏 名 |
フリガナ |
性別 |
在学校(所在地) |
学年 |
奥村 洋介 |
オクムラ ヨウスケ |
男 |
和歌山県立向陽高等学校(和歌山県) |
高3年 |
野田 夏実 |
ノダ ナツミ |
女 |
桜蔭高等学校(東京都) |
高2年 |
国際生物学オリンピックは、世界の高校生を対象にした生物学の国際的なコンテストです。生物学への関心を高め、参加者の才能を開花させるとともに、各国の生物学教育について情報を交換したり生物学を学ぶ若者の国際交流を促進するために毎年開催されています。1990年の第1回大会(旧チェコスロバキア・オルモウツで開催)から数えて第22回となる2011年の国際大会は台湾・台北で開催されます。
日本代表の抱負
大塚 祐太 千葉県立船橋高等学校(千葉県)
いろいろな分野への興味を活かして、特別教育などで積極的に勉強します。良い日本チームになるようにします。国際大会を楽しんで、試験では全力を出し切って、一生の思い出にしたいです。
久米 秀明 筑波大学附属駒場高等学校(東京都)
生物学が好き・楽しい!という気持ちを忘れずに、精一杯がんばります。特別訓練では実験の練習や、試験対策にとどまらない楽しい講義を期待しています。
松田 洋樹 筑波大学附属駒場高等学校(東京都)
部活の先輩が生物学オリンピックの代表になったのを見て以来、日本代表になることに強いあこがれがあったので、今回代表に選ばれたことをうれしく思っています。日本代表として台湾に行き、各国の代表と交流することは、人生の中でも貴重な経験になると思うので、楽しみにしています。
三上 智之 ラ・サール高等学校(鹿児島県)(第21回韓国大会に続き2年連続2回目の日本代表)
再びこのような大きな舞台に立てることを大変光栄に思います。
頂いた機会を無駄にしないよう、最大限の努力をしたいと思っています。