日本生物学オリンピック2011
募集要項
生命のもつ面白さや不思議さを堪能し 君の生物学を世界で競おう
- 主催：国際生物学オリンピック日本委員会（JBO）
- 共催：広島大学 筑波大学
全国高等学校文化連盟自然科学専門部
日本科学技術振興財団 科学技術振興機構 - 助成：社団法人東京倶楽部
- 協賛：東レ JT 味の素 キッコーマン 日本製薬団体連合会 Z会
- 協力：はるやま商事
- 後援：文部科学省 生物科学学会連合
- ホームページ：http://www.jbo-info.jp/
- 携帯用ウェブページ：http://www.jbo-info.jp/mobile/
日本生物学オリンピックは、高校生など青少年の皆さんを主な対象として生物学の面白さや楽しさを体験してもらうことを目的とする全国規模のコンテストです。また、国際生物学オリンピック日本代表選考を兼ねています。
あなたもチャレンジしてみませんか！
募集要項ダウンロード（PDF形式：3MB）
申込書ダウンロード（PDF形式：401KB）-
日本生物学オリンピック2011ポスターのダウンロード（PDF形式：450KB） - 日本生物学オリンピック2011リーフレットのダウンロード（PDF形式：660KB）
- web申し込み（4月1日より）：https://www.is-cont2011.com
日本生物学オリンピックとは
日本生物学オリンピックは20歳未満で大学に入学する前の青少年の皆さんを対象とした全国規模の生物学に関するコンテストです。日本生物学オリンピック2011は、国際生物学オリンピック（※1）シンガポール大会に派遣する日本代表選考を兼ねています。
日本生物学オリンピックには、予選、本選、および国際大会への代表選抜試験があります。はじめの予選では、理論問題による試験を行い、約80名でおこなう本選に進む者（ただし、国際生物学オリンピックに派遣する日本代表の選考も兼ねるので内30名以上は高校2年生以下とします。）を選抜します。本選は、8月に3泊4日の合宿形式で実施します。この期間には国際生物学オリンピックを模して作成された実験問題を中心とした試験の他に生物学研究者との語らいを深める機会、研究施設での体験、参加者同士の交流など多彩なプログラムが盛り込まれています。本選までの成績優秀者には賞が授与されます。また、高校2年生以下の成績優秀者約15名は3月に行う国際大会への代表選抜試験に参加できます。
代表選抜試験では、国際生物学オリンピックレベルの理論問題や生物学の基本的な考え方をためす記述試験を行い、優秀な実力を示し、かつ国際生物学オリンピックの参加資格を満たす4名を日本代表として選抜します。日本代表に選ばれた生徒たちは、大学などの先生による講義、実験などの特別訓練、通信添削による指導などでスキルアップを図り、2012年7月にシンガポールで開催される第23回国際生物学オリンピックに派遣されます。
（詳細は、JBOのホームページhttp://www.jbo-info.jpをご覧ください。）
なお、いくつかの大学では、日本生物学オリンピックでの成績が入学試験で考慮されることがあります。
※1 「国際生物学オリンピック（International Biology Olympiad ： IBO）」IBOは、国際コンテストへの挑戦の機会を生物学の才能を有する生徒にあたえ、彼らの才能を伸ばし、将来の科学者を育てることを目的としています。1990年7月に旧チェコスロバキアのオロモウツで第1回が開催されてから毎年開催されています。2010年7月に韓国で開催された第21回国際生物学オリンピックには58カ国・地域から233名が参加しました。この大会で日本代表は、前年の第20回筑波大会にひきつづき、金メダル1,銀メダル3を獲得しました。2011年7月には台湾・台北市で第22回大会が、2012年7月にはシンガポールで第23回大会が開催されます。
日本生物学オリンピック2011 予選
日 程
2011年7月17日（日） 13：30〜15：00（90分）
会 場
各都道府県内の大学及び高等学校
（会場詳細は、予選会場一覧 参照。）
参加資格
20歳未満で大学に入学する前の青少年の皆さんです。具体的には以下の方々が対象になります。高等学校、高等専門学校（3年生以下）、中等教育学校、中学校の在籍者。高等学校卒業程度認定試験受験資格のある方、予備校生など。
※受験時には本人確認のできる原則として写真付きの証明書（生徒手帳、運転免許証など）が必要です。
※国籍は問わないが、問題文は日本語に限定します。
参加申込受付期間
2011年4月1日（金）〜5月31日（火）
予選会場の選択
予選は、原則として居住する都道府県内の会場で受験してください。居住地域に適当な会場が無い場合は、隣接する都府県の会場での受験も可能です。「参加申込書」の該当欄にこの条件を満たす希望の会場番号と会場名を記入してください。
「特例会場」について 1校で30名以上が予選に参加を希望する場合、その学校を会場とする「特例会場」の制度があります。「特例会場」の申請には学校や試験会場責任者となる先生の承諾が必要です。 「特例会場」を希望する場合は、参加申込書を試験会場責任者が取りまとめて送っていただくことになります。友達や仲間を誘い、先生とご相談のうえ、この方法を利用してください。
なお、特例会場は、下記の条件を満たしている必要があります。
- 当該学校を会場とする受験申込者数が30人以上であること。ただし、近隣の高校生を含めることも認めます。
- 受験者の数に適合する試験会場を当該学校内に確保できること。（1教室の定員は70名程度までとし、超える場合は複数の教室を確保すること）
- 試験会場責任者は当該学校の教員が担当し、試験会場の準備及び試験の実施を、主催者の指示に従って行っていただきます。（会場費及び監督謝金を主催者が支払うことが可能です。）
- 監督者の人数は1教室に対して2名を原則とします。
なお、1名は主催者より派遣します。
結果のお知らせ
約80名で行う本選に進むことのできる方（ただし、国際生物学オリンピックに派遣する日本代表の選考も兼ねるので内30名以上は高校2年生以下とします。）には、2011年8月上旬に受験者本人にその結果を郵送します。そのほかの受験者にも、成績の結果を8月末までに郵送します。
参加申込方法
この募集要項またはJBOのホームページにある日本生物学オリンピック2011参加申込書に必要事項を記入して郵送する方法と、申込専用のホームページの指示にしたがって直接入力して申し込む方法とがあります。
郵送の場合、参加申込書1枚に1人分を記入してください。用紙が足りないときは必要な部数をコピーするか、参加申込書のファイルをホームページからダウンロードして印刷してください。ホームページから申し込む場合には、指示にしたがって必要事項を直接入力して下さい。
参加申込された方（特例会場希望者を含む）には、予選受験票を6月下旬に参加申込書に記載された自宅住所宛に送ります。予選受験票は再発行できませんので、紛失しないようにしてください。
また、予選を受けるときには、この予選受験票と本人確認のできる写真付きの証明書が必要です。
● 参加申込先
5月31日（火）締め切り
〒192-0081 東京都八王子市横山町10-2 八王子SIA ビル2F
㈱教育ソフトウェア内 科学オリンピック共通事務局
日本生物学オリンピック係
エントリーウェブページ ： https://www.is-cont2011.com
● 参加申込についてのお問合わせ
下記の電子メールまたは電話にてお問い合わせください。 ㈱教育ソフトウェア内 科学オリンピック共通事務局 日本生物学オリンピック係
- E-mail ： info@is-cont2011.com
- 電話 ： 042-649-9603
- 電話受付時間 ： 平日 12：00～13：00 17：00～19：00
日本生物学オリンピック2011 本選（広島大会）
日 程
2011年8月18日（木）〜8月21日（日） （3泊4日）
会 場
国立大学法人広島大学 理学部（東広島キャンパス） （広島県東広島市）
参加資格
予選で選ばれた者、および日本生物学オリンピックの参加資格を有し、かつ本年の国際大会に日本代表として参加したために予選を受験できなかった者。あわせて約80名
スケジュール
- 第1日 8月18日（木） 13：00〜 開会式 実験試験1、2（各2時間）
- 第2日 8月19日（金） 実験試験3（2時間） サイエンスカフェ、サイエンスツアー
- 第3日 8月20日（土） 最先端研究体験、交流会
- 第4日 8月21日（日） 表彰式・閉会式
13：30 解散
宿泊：
ホテルホット賀茂（東広島市内）
※スケジュールは変更になることがありますので、8月初旬のJBOホームページを必ず確認して下さい。
結果のお知らせ
2011年9月上旬に郵送します。また、国際大会の代表候補者約15名には、その通知も郵送します。
第23回国際生物オリンピック日本代表の選考
「日本生物学オリンピック2011」の成績優秀者の中から、2012年7月にシンガポールで開催される第23回国際生物学オリンピックの日本代表を選考します。ただし、国際生物学オリンピックの規定により、国際生物学オリンピック開催時点（2012年7月）で20歳未満、かつ高等教育機関に在学していないことが条件となります。したがって、2011年夏に高等学校3年あるいは相当する学年以上に在学する方は、2012年7月には大学や高等教育課程に進学している可能性が高いので、2012年の国際生物学オリンピック日本代表候補とはしません。また、国際生物学オリンピックに参加できるのはIBOの規定により2回までとなっています。
代表選抜試験
日 程
2012年3月20日（火・祝日）9：30〜15：00
会 場
科学技術館（東京都千代田区北の丸公園2-1） （http://www.jsf.or.jp/）
参加資格
本選を経て選ばれた約15名
結果のお知らせ
2012年3月下旬に郵送します。
参加費
日本生物学オリンピック2011の参加費は無料です。ただし、予選では、試験会場までの往復交通費などは参加者の負担となります。
本選では、自宅から試験会場までの往復交通費は自己負担となりますが、試験期間中の経費（宿泊費、食費など）は主催者が負担します。ただし、遠隔地から参加する方には交通費の一部を主催者より補助することもあります。
代表選抜試験では、自宅から試験会場までの間の往復交通費と試験期間中の経費（宿泊費、食費など）を主催者が負担します。
出題される問題
予選では、マークシート方式による日本語での理論問題が課されます。理解力、応用力、考察力、科学的処理能力を必要とするさまざまな問題が出題されます。出題分野は国際生物学オリンピックでの分野規定にしたがい、細胞生物学（20％）、植物解剖学と生理学（15％）、生態学（10％）、動物解剖学と生理学（25％）、行動学（5％）、遺伝学及び進化学（20％）、生物系統学（5％）です。カッコ内はおよその配点割合を示します。高等学校の学力レベルや学校で習う内容を踏まえつつ生物学において基本的な考え方をためすような問題も出題されます。
本選では、国際生物学オリンピックの実験問題を模して作成される実験問題を中心とした試験問題が課せられます。
代表選抜試験では、国際生物学オリンピックのレベルと同等の問題が課せられます。 過去に出題された問題及び参考となる図書などについては、JBOのホームページを参照してください。
表 彰
予選では、成績上位約5％の方に優秀賞を授与します。本選では、予選の成績もあわせて上位10名に金賞、続く10名に銀賞、続く20名に銅賞を授与します。
なお本年に開催される国際大会に日本代表として参加したために予選を受験できなかった本選参加者については、当人の過去の予選成績とこの本選の成績をあわせて判定します。
個人情報の取り扱いについて
「日本生物学オリンピック2011」は、国際生物学オリンピック日本委員会（以下、「JBO」という。）が主催し、独立行政法人科学技術振興機構（以下、「JST」という。）が共催・申込受付事務等を実施しています。ご提供いただく個人情報は、JSTの定める「国際科学技術コンテスト事業の個人情報保護方針」に基づき、次のように取り扱います。参加申込される方及びその保護者は、以下の内容について同意した上で申し込んでください。
- 個人情報の収集目的について ・ 日本生物学オリンピック2011においては、参加申込に際して提供された参加申込者本人およびその保護者に関する個人情報並びに日本生物学オリンピック2011の各段階において記録・撮影される写真等がJSTおよびJBOに登録されることになり、この個人情報については、JSTおよびJBOが本事業の円滑な運営を遂行するために使用するとともに、この事業に関連する各種広報のために利用させていただきます。
- 個人情報の第三者への提供・預託について ・ ご提供いただいた個人情報は、本事業の実施運営のため、主催者であるJBOおよび共催・実施機関である財団法人日本科学技術振興財団に提供され、管理されます。提供するにあたっては、JSTは個人情報の適切な取り扱いに関する契約を締結し適切な管理・監督を実施いたします。 ・ ご提供いただいた個人情報の一部を、参加申込者の受験される予選の会場に対して、予選当日（2011年7月17日）の出欠確認のために必要な範囲内で一時的に提供し、使用後返却回収します。
- 個人情報の業務委託について ・ JSTは「日本生物学オリンピック2011」の申込受付業務および受験業務の一部を株式会社教育ソフトウェアに業務委託しております。
- 個人情報のご提供の任意性について 個人情報のご提供は任意ではありますが、必要な情報がご提供いただけない場合は、上記利用目的の遂行に支障が生じる可能性がありますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
- 個人情報の管理者について ご提供いただいた個人情報は以下の者が適正に管理いたします。 独立行政法人科学技術振興機構 個人情報総括保護管理者 藤原 正博 独立行政法人科学技術振興機構 部室個人情報保護管理者 岩渕 晴行
- 個人情報に関するお問い合わせについて ご提供いただいた個人情報に関して、開示、及び開示の結果、当該情報が誤っている場合に訂正または削除のお申し出をいただいた場合には、速やかに対応させていただきますので、下記までFAX、E-mailなどでご連絡下さい。
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
独立行政法人 科学技術振興機構 科学コミュニケーション推進本部
理数学習支援部 才能育成担当
FAX 03-5214-7635 E-mail is-cont@jst.go.jp
