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イラン大会 日本チーム 第1回特別教育

国際生物学オリンピック, 国際生物学オリンピック2018

国際生物学オリンピック2018 イラン大会日本チーム(2018年3月21日の代表選抜試験により決定)を対象にして 以下のように東邦大学理学部にて第一回特別教育を実施しました。

日程:2018年3月27日(火)~3月29日(木)
場所:東邦大学理学部

指導責任者  齋藤淳一  東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭
会場責任者  長谷川雅美 東邦大学理学部生物学科 教授
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日本生物学オリンピック2017 冬期特別セミナー

国際生物学オリンピック2018

国際生物学オリンピック2018 イラン大会日本代表候補を対象にして 2017 冬期特別セミナーを開催しました。

日程:2017年12月27日(水)~12月29日(金)
場所:東京大学 駒場キャンパス
指導責任者:斎藤淳一(JBO委員 東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭)
会場責任者:松田良一(JBO委員 東京大学総合文化研究科教授)

担当者
講師

  • 笹川 昇  東海大学教授(JBO運営委員)
  • 嶋田正和  東京大学教授
  • 島 亜衣  東京大学生産技術研究所竹内研究室研究員

TA

  • 矢野遥香 東海大学大学院工学研究科応用理化学専攻
  • 刀 さくら 東海大学大学院工学部生命化学科
  • 牟田神東 陽菜 東海大学大学院工学部生命化学科
  • 福田裕子  東京大学大学院総合文化研究科
  • 柴崎祥太  東京大学大学院総合文化研究科

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生物学オリンピックOBOGの活躍

ニュース, 国際生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック, 関連する催し

都市の微生物と市民の健康

生物学オリンピックOBの石田晴輝・佐藤紀胤さん(東京大学2年)は慶応義塾大学・上智大学の学部生といっしょに研究チームGoSWABで活動しています。公共交通機関など都市環境での微生物生態系やヒトの遺伝子をメタゲノム解析して、環境と生物の関係を探っています。募集期間:2018年4月11日までのクラウドファンディングで、東京都内の駅での微生物生態系の大規模かつ詳細な解析への支援を希望しています。

京大生チャレンジコンテストに挑戦

JBO2014に出場し本選において銅賞を獲得し、日本代表候補となった司悠真さん(現在 京都大学理学部在学)の参加する理学部の5名のチームが「脳でオーロラは聞こえるか」という研究プロジェクトの研究費を 京都大学の支援の元 クラウドファンディングによって集めようとしています。「京大生チャレンジコンテスト(SPEC:Student Projects for Enhancing Creativity)」のページをごらんください。 寄付募集期間は2018年1月31日までです。

ガーナ生物学チャレンジへの貢献

IBO2012シンガポール大会日本代表の荒木大河さんが ガーナ生物学チャレンジをコーディネータとして組織し 大きな貢献をしました。 ガーナ生物学チャレンジは2016年5月にガーナ大学において成功裏に実施されました。大会ではJBOの問題をもとに作られた筆記試験が実施され、さらに参加者はガーナ大学での電気泳動体験セッションに参加しました。将来は国際生物学オリンピックへの参加を目指しているとのことです。

学術クラウドファンディングに挑戦

IBO2014インドネシア大会日本代表の那須田桂さんらの学生チームが、合成生物学の国際大会であるiGEMに「細胞分裂で色が変わる大腸菌を作りたい!」というテーマで参加を目指しています。iGEM参加のための費用を学術クラウドファンディングにより調達しました。 (達成率174%)

なおiGEMには IBO2007カナダ大会日本代表の本多健太郎さんはじめ 下のリストにしめすように多くのOBOGが参加してきています。iGEMは学生の国際的なコンテストであるばかりでなく、合成生物学のライブラリであるBioBrickに貢献していることでも注目されています。

UT−Tokyo チーム
2010 仮屋園遼、本多健太郎
2011 泉貴人、海老沼五百理、濱崎真夏
2012 海老沼五百理、大塚祐太、水口智仁
2013 海老沼五百理、大塚祐太、水口智仁
2014 中村絢斗
2015 中村絢斗、那須田桂
2016 那須田桂、真田兼行

Oxford iGEM
2016 石田秀


IBO2017 日本チーム全員メダル獲得

国際生物学オリンピック, 国際生物学オリンピック2017

日本チーム4名は銀メダルを獲得しました。文部科学省からの発表文はこちらです。

2017年7月31日に文部科学事務次官を表敬訪問し、表彰されました。


訃報 国際生物学オリンピック(IBO)コーディネーターセンター長(プラハ) Tomáš Soukup氏

ニュース, 国際生物学オリンピック

Soukup

 国際生物学オリンピック(IBO)の創設に関わり、それ以降、27年間、IBO運営の中心人物として活躍されてきたチェコ共和国のTomáš Soukup氏がご逝去されました。彼は、2016年2月25日の夜、研究所からの帰宅途中、プラハ市内の横断歩道を青信号時に横断中のところ、酒酔い運転の車にはねられ、頭部に大けがを負われました。その後、意識が戻らないまま入院治療を続けてこられましたが、さる2017年7月29日、プラハ市内の病院にてご逝去されました。まさにその日はイギリスの University of Warwick で開かれた第28回IBOの閉会式の日でした。同年、8月9日葬儀がプラハで執り行われ、IBOからは Steering Committee の Gerard Cobut 委員(ベルギー)が参列し、弔辞を述べました。
Tomáš Soukup氏は骨格筋の生理学の権威で、チェコ国立科学アカデミー 生理学研究所で長年、骨格筋の成長とファイバータイプの制御に関する研究を続けてこられました。2009年に開かれた IBO筑波大会の後も、すぐに京都で開催中の第36回国際生理学会世界大会に出席、研究発表をされるなど、IBOの運営を一手に引き受けながらも、筋肉生理学の第一線で活躍してこられました。
Tomáš Soukup氏は IBO大会や IBO Advisory Meeting においても指導的役割を果たしてこられ、その温かい包容力と人柄はまさに IBO の魂的存在でした。ここに深く哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。

国際生物学オリンピック(IBO)日本委員会


IBO2017イギリス大会での日本チームの活躍

国際生物学オリンピック, 国際生物学オリンピック2017

IBO2017-3

IBO2017開会式でのSir Paul Nurse (2001年ノーベル生理学・医学賞)による基調講演

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イギリスの町並み

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開会式後のWelcome partyでの日本代表

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実験試験

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IBO2017総会でガーナチームの代理として同国のIBO加盟の意思を伝えているJBO OBの荒木大河さん(右端)。アメリカから翻訳チームに参加。大学在学中にボランティアとして活動し ガーナの生物学オリンピックの立ち上げと実施に貢献した。

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銀メダルを授与される日本代表のひとり

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Farewell partyでの日本代表4名

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ギリシャ、ブルガリアから参加した生徒と交歓する日本チーム


日本チーム イギリスに向けて出発

国際生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック

2017年7月21日(金)に科学技術館にて第28回国際生物学オリンピック(IBO2017イギリス)日本代表団 結団式がおこなわれ、その後、代表団はイギリスに向けて出発しました。

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6411

八杉貞雄・JBO運営委員長

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松田良一・チームリーダー

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お茶の水女子大・近藤るみ先生

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米田梓・文科省 人材政策課 課長補佐

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吉田忍・JSF専務理事

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OBOGによる激励

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JBO非公式応援団長

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バスで成田空港 へ出発

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第28回国際生物学オリンピック 日本代表(五十音順)

氏 名

フリガナ

性別

在学校(所在地)

学年

池田 亘孝

イケダ ノブタカ

筑波大学附属駒場高等学校(東京都)

高3

江口 彩花

エグチ アヤカ

桜蔭高等学校(東京都)

高2

佐藤 源気

サトウ ゲンキ

滋賀県立膳所高等学校(滋賀県)

高3

津島 彰悟

ツシマ ショウゴ

武蔵高等学校(東京都)

高2

JBO引率者

氏 名

所     属

参加形態

齋藤 淳一 東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭

ジュリー

松田 良一 東京大学大学院総合文化研究科 教授

ジュリー

浅見 崇比呂 信州大学学術研究員 理学系 教授

ジュリー

太田 一寿

長崎国際大学薬学部 准教授

ジュリー

工藤 光子

立教大学理学部 生命理学科 特任准教授

ジュリー

笹川 昇

東海大学工学部生命化学科 教授

ジュリー

杉山 宗隆

東京大学大学院理学系研究科・理学部 准教授

ジュリー

鈴木 石根

筑波大学植物代謝生理学 教授

ジュリー

野口 立彦

防衛医科大学校生物学教室 助教

ジュリー

長谷川 雅美

東邦大学理学部 教授

ジュリー

和田 洋

筑波大学生命環境系 教授

ジュリー

岩間 亮 東京工業大学科学技術創生研究院 博士研究員

ジュリー

荒木 大河 Wesleyan University

ジュリー

日本代表団 日本代表の日程

7月21日(金) 集合・結団式【科学技術館】 成田泊
7月22日(土) 成田空港発・イギリスへ バーミンガム着 バーミンガム泊
7月23日(日) コヴェントリー着 大会登録、開会式
7月24日(月) 実験試験会場視察、エクスカーション
7月25日(火) 実験試験
7月26日(水) エクスカーション
7月27日(木) 理論試験
7月28日(金) エクスカーション
7月29日(土) 閉会式
7月30日(日) コヴェントリー発・成田へ
7月31日(月) 成田着 午後文部科学大臣へ表敬訪問(予定)


イギリス大会 日本チーム 第二回特別教育

国際生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック

国際生物学オリンピック2017 イギリス大会日本チームを対象にして 以下のようにお茶の水女子大学にて第二回特別教育を実施しました。

日程:2017年5月3日(水)~5月5日(金)
場所:お茶の水女子大学・理学部

指導責任者  齋藤淳一  東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭
会場責任者  近藤るみ  お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 准教授

5月3日(1日目)
8:30~12:30 「細胞生物学」理1-521
宮本泰則、TA 大西真紀子 :動物細胞の観察、細胞接着分子フィブロネクチンによる細胞伸展の観察、細胞骨格
「発生生物学」理1-521
線虫の植え継ぎ作業
13:30~18:00 「動物生理学」共3-307
最上善広  TA :カエル神経筋標本の作成、活動電位の測定

Ocha_Mogami_2017 Ocha_Frog_2017

5月4日(2日目)
9:00~12:30 「実験発生学」理1-521
服田昌之 :ウニの受精、発生の観察、割球分割実験
13:30~18:00 「酵素活性の測定」理1-521
加藤美砂子、TA 小山香梨、行田綾乃 :酵素活性の測定、ピペットマンのハンドリングの練習
16:30~18:00 「モデル生物の観察」理1-521
近藤るみ :ショウジョウバエの胚の観察

Ocha_Microscope_2017 Ocha_Kondo_2017

5月5日(3日目)
9:00~12:30 「植物系統分類学」理1-521
嶌田智:C3, C4植物のプレパラートの作成、観察
13:00~14:30 「実験発生学」理1-521
服田昌之:ウニの発生の観察、考察
14:30〜16:00 「モデル生物の観察」理1-521
佐藤敦子: 線虫の観察


イギリス大会 日本チーム 第一回特別教育

国際生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック

国際生物学オリンピック2017 イギリス大会日本チーム(2017年3月20日の代表選抜試験により決定)を対象にして 以下のように中央大学にて第一回特別教育を実施しました。

日程:2017年3月28日(火)~3月30日(木)
場所:中央大学生命理工学部

指導責任者  齋藤淳一  東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭
会場責任者  上村慎二  中央大学生命理工学部生命科学科教授

3月28日(火) 9:00~18:00
実習タイトル : 「タンパク質の濃度測定、酵素反応、電気泳動とウエスタンブロット」

講師: 村上浩士  中央大学生命理工学部生命科学科教授
TA : 高橋 惇、小菅清二、築坂由貴、中野杏依子

3月29日(水) 9:00~18:00
実習タイトル :「蛍光タンパク質を発現する大腸菌の破砕液の調製と蛍光スペクトル測定」
講師: 箕浦高子 中央大学生命理工学部生命科学科准教授
TA : 山北晃平、荻原由太郎、 水岡優貴、中山優希

3月30日(木) 9:00~18:00
実習タイトル :「ウニ体腔液中の未知タンパク質・色素物質の精製と分析」
講師: 上村慎二 中央大学生命理工学部教授
TA : 高橋惇

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第28回国際生物学オリンピック日本代表決定

国際生物学オリンピック, 日本生物学オリンピック

イギリス/コヴェントリーで開催される国際大会で、世界の仲間と生物学を深める

国際生物学オリンピック日本委員会(委員長:浅島 誠)は、第28回国際生物学オリンピック(2017年7月23日から30日までの8日間、イギリス/コヴェントリーで開催)に派遣する日本代表4名および次点者2名を決定しました。
日本代表および次点者は、全国3,469名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれました。今後、大学教員や専門家も交えた国際生物学オリンピック日本委員会・プロジェクトチームによる、数回の合宿を含む特別教育を受け、7月の国際大会に臨みます。国際大会においては、世界の各国・地域から参加する代表たちと生物学を競い、そして生物学好き同士の友情をはぐくみます。

第28回国際生物学オリンピック 日本代表(五十音順)

氏名 性別 学校名 学年
池田 亘孝 イケダ ノブタカ 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 高3
江口 彩花 エグチ アヤカ 桜蔭高等学校(東京都) 高2
佐藤 源気 サトウ ゲンキ 滋賀県立膳所高等学校(滋賀県) 高3
津島 彰悟 ツシマ ショウゴ 武蔵高等学校(東京都) 高2

同 次点者(五十音順)
日本代表に参加できない事由が発生した際、かわって国際大会の日本代表となります。なお、次点者も日本代表と同じ特別教育などに参加します。

氏名 性別 学校名 学年
栗生 美怜 クリオ ミサト 京都府立嵯峨野高等学校(京都府) 高3
近藤 唯貴 コンドウ ユイキ 山梨県立甲府南高等学校(山梨県) 高3

国際生物学オリンピックは、世界の中等教育学校の生徒を対象にした生物学の国際的なコンテストです。生物学への関心を高め、参加者の才能を開花させるとともに、各国の生物学教育について情報を交換したり、生物学を学ぶ若者の国際交流を促進するために毎年開催されています。1990年の第1回大会(旧チェコ・スロバキア/オルモウツで開催)から数えて第28回となる2017年の国際大会はイギリス/コヴェントリーで開催されます。

日本代表の抱負

池田 亘孝 筑波大学附属駒場高等学校(東京都)
日本生物学オリンピックを通して、生物学を「学ぶ」姿勢が大きく変わりました。国際大会でも他の選手との交流を楽しむと共に、このような機会を頂いたことに感謝し、日本代表として結果を残せるように頑張ります。

江口 彩花 桜蔭高等学校(東京都)
去年は悔しい思いをしたので選んで頂いて本当にうれしく思います。事前教育も含め、国際大会まで精いっぱい努力して、また全力で楽しみたいと思います。

佐藤 源気 滋賀県立膳所高等学校(滋賀県)
国際生物オリンピックに参加できるというまたとない機会を頂き、大変嬉しく思っています。自身の生物学への興味やモチベーション、実力をさらに大きく高めることのできるこの度の機会を存分に味わい、そして大会で良い結果が残せるよう、精一杯頑張りたいと思います。

津島 彰悟 武蔵高等学校(東京都)
国際生物学オリンピックの代表に選ばれたことを光栄に思います。貴重な機会なので、良い成績はもちろんですが、大会自体を楽しむこともできればいいと思います。

(発表:2017年4月5日)


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